デッサン力がないと省略して描けない

授業で気付いたことをわすれないために記しておきます。

高一初めての油彩画の授業。
机の上に組んだ静物モチーフの客観的描写(写実描写)を要求。
背景は見える通りに描いても良いが、詳しく描くことが面倒だったり難しい場合は重要な要素だけを残して省略しても良いと伝える
重要な要素をさらに分かり易くするために、床と壁が接している線や窓の形、おおまかな明暗を描くだけで良いと具体的に説明する。

モチーフがどんな空間や光の中に置かれているのか、自分とモチーフの位置関係はどうなっているのか、客観描写ではそれを描くことはとても重要なことだ。しかし、時にはモチーフよりも背景のほうが複雑で難しい場合があるので省略することを許している。

生徒にはこの「省略して描け」ということが思いのほか難しいらしい。
何が重要で残さなければならないのか、また省略してもかまわないものは何なのかで迷ってしまうようだ。
迷っている生徒には参考作品を見せたり、背景がボケている写真をイメージさせたりして対処している。

そんな指導を何年も続けてきて、恥ずかしながら最近次のことに気付いた。

デッサン力というのは膨大な量の視覚情報の中から、必要なものを取り出し描く力である。







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