アノマロカリス

カンブリア紀の補食生物アノマロカリスです。コンテンツ「教育」の挿絵に使うため描きましたが、結局ボツにしたスケッチです。
このアノマロカリス、何かに似ていると思いませんか?
獲物を捕らえる触手、体の中央部分に飛び出ている目、腹部脇のヒレ、どの部分もイカそっくりの機能形態です。
生態系のなかで同じ位置を占める生き物が同じような機能形態になることを収斂進化と呼びます。
草食恐竜のトリケラトプスとサイの姿かたちをイメージしてください。両方とも角とよろいがあるところが、なんとなく似てませんか?
さて、明治以降の美術教育を調べているうちに、収斂進化と似たような現象に気づきました。山本鼎の自由画教育運動と久保貞次郎たちの創造美術教育運動、臨画・罫画と私が実践しているベティ・エドワーズの指導法。チゼックの影響をうけた自由画教育と創造美術教育が似ていることは当然といえば当然ですが、描画技能の獲得を重視した臨画・罫画と右脳開発を目的としたエドワーズの指導法が似ているのが不思議です。
コンテンツ「美術」のなかでは否定的な表現で自由画教育と創造美術教育をとりあげましたが、ふたつの運動の底に流れるロマンシズムさえ取り去れば再利用できる考え方だと思っています。過去の指導法のすべてを否定するのではなく、利用出来る部分は利用する柔軟性を持たなくてはと考えています。

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